融資保証金詐欺とは?送金前後の対処5手順

融資保証金詐欺が疑われるときの対処5手順の解説図 キャッシング基礎

融資保証金詐欺かもしれないと感じ、「先に払えば本当に借りられる?」「もう振り込んだお金はどうなる?」と不安になっていませんか。融資を急いでいるときほど、判断を迫られる言葉に戸惑うものです。まず追加の送金を止め、すでに銀行口座へ振り込んだ場合は、記録をすべてそろえるのを待たず、振込先の金融機関と警察へ速やかに連絡してください。この記事では、送金の中断、相手の確認、記録保存、被害連絡、その後の対応を5手順で整理します。

送金済みの方へ:金融庁の被害時の連絡案内で、振込先の金融機関と警察への連絡を確認できます。自分だけで相手に返金を求め続けるより、まず被害の可能性を伝えることを優先しましょう。

2026年10月23日に確認した警察庁・金融庁等の公式資料を基に説明します。個別の犯罪該当性や返金の可否を判定する記事ではありません。確認表・相談文例は当サイト作成で、実在する被害者の体験談ではありません。契約の基本は、キャッシング契約内容の確認方法で整理できます。

被害の相談は金融機関・警察等への連絡を優先してください。契約条件の比較項目を調べたい場合の参考として、比較ページも用意しています。

契約条件の確認項目を見る

融資保証金詐欺とは、どのような手口?

融資をすると持ちかけ、保証金などの名目で先にお金を払わせ、実際には融資しない手口です。「融資のために先払いが必要」と言われても、その場で送金を決めないことが大切です。

保証金・手数料・信用実績などの説明で先払いを求める

警察庁の融資保証金詐欺の説明は、融資のために信用実績を作るなどと言って先に振り込ませ、その後も別の名目で金銭を要求する例を示しています。支払えば次こそ融資される、という説明をそのまま信じて追加送金しないようにしましょう。

日本貸金業協会の悪質業者への注意喚起でも、保証金等を要求して融資しない手口を案内しています。銀行振込に限らず、電子マネー等で支払いを求める場合もあるため、「口座に振り込むのではないから安心」と判断しないでください。

実在する会社名や登録番号だけで信用しない

相手が有名な会社名やロゴ、登録番号を示していても、その連絡を本物と確認できたことにはなりません。相手のメッセージにある電話番号へかけ直すだけでは、同じ相手につながる可能性があります。

連絡先の確認は、受け取ったリンクや画像だけに頼らず、公式情報から行います。登録確認の具体的な手順は、貸金業登録の確認方法で整理できます。登録された会社が見つかったとしても、相手の名乗りと一致する連絡元なのかを別に確かめましょう。登録の検索結果だけで送金してよいと判断するものではありません。

疑わしいときは、何を5手順で進める?

送金を止め、確認・保存・連絡へ進みます。すでに送金した場合は、資料整理が終わるのを待たず、金融機関と警察へ連絡しながら記録を集めてください。

融資保証金詐欺が疑われるときの中断・確認・保存・連絡・その後の5手順
当サイト作成の対処図。送金済みなら、記録が不足していても速やかな連絡を優先します。
手順行うこと残す記録
1.中断追加送金やコード送付を止める要求された名目と金額
2.確認名乗りと連絡先を公式情報で照合会社名、番号、URL
3.保存やり取りと送金記録を残す日時、振込先、明細
4.連絡金融機関・警察等へ状況を伝える相談日時と案内内容
5.その後案内された申請や安全確認を進める必要資料、期限、次の連絡

1.追加送金と新たな情報提供を止める

融資保証金詐欺を疑う場面では、「今払わないと融資が取り消される」「返金するにも費用がいる」と急がされても、いったん操作を止めます。すでに一度払ったから、もう少し払えば取り戻せると考えて送金を重ねないことが大切です。

相手の要求に従って、認証コード、パスワード、口座の操作権限等を渡さないようにしてください。スマートフォンの操作を案内されている場合も、何の画面か分からないまま進めません。身分証の画像などをすでに送っている場合は、その事実も後の相談で伝えます。無理に相手を問い詰めたり、証拠を増やすために会話を続けたりする必要はありません。

2.相手の名乗り・URL・連絡経路を整理する

融資保証金詐欺の相談に向けて、相手が名乗った会社名、電話番号、SNSのアカウント、広告やサイトのURLを分かる範囲で控えます。相手の説明と、公式情報で確認できたことを別の欄に残すと整理しやすくなります。

不審なリンクをもう一度開いたり、追加のアプリを入れたりして確かめようとしないでください。SMSから始まった場合は、キャッシングのSMSを安全に確認する手順も使って、相手から届いた情報と自分が行った操作を分けてメモします。確認できない点を推測で埋めず、「不明」として相談に持っていけます。

3.メッセージと送金記録を削除せず残す

融資保証金詐欺では、要求された金額・名目・期日、相手の口座情報、実際に支払った日時と方法を整理します。SMSやチャット、メール、広告の画面などは、確認できる範囲で日時と相手の情報が分かる形で保存してください。

銀行振込なら銀行名、支店、口座番号、名義、金額、振込時刻を明細等で確認します。電子マネー等なら、購入・支払いの記録や渡した情報を整理し、対応する発行元・サービスの公式窓口への連絡も検討します。資料は相談のために保存し、口座番号や本人確認資料をSNSへ公開しないようにしましょう。すべてをきれいにまとめようとして、被害連絡を遅らせないことが大切です。

被害の相談は金融機関・警察等への連絡を優先してください。契約条件の比較項目を調べたい場合の参考として、比較ページも用意しています。

金利・返済条件の見方を確認する

4.送金済みなら振込先の金融機関と警察へ連絡する

融資保証金詐欺で銀行口座へ送金した場合は、振込先の金融機関と警察へ速やかに連絡します。振り込んだ先の口座がある銀行の連絡先は、全国銀行協会の被害時の連絡先案内等から確認できます。自分が振込操作をした銀行と、相手口座の銀行を取り違えないようにしましょう。

警察への相談は、最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110」などを確認できます。送金していない段階でも、疑わしい要求について相談できます。相手の説明を全部理解できていなくても、何を言われ、何を支払ったかを分かる範囲で伝えてください。記録が見つからない場合も、まず手元の情報で状況を伝え、必要資料を聞きましょう。

5.案内された手続きと情報の安全確認を進める

融資保証金詐欺の被害を伝えた後は、窓口から案内された資料、提出先、期限、次の連絡を記録します。相談したことだけで手続きが完了したと思わず、申請等が必要かを確認してください。

ログイン情報を入力した、身分証を送った、アプリを入れたなどの事情があれば、金融機関や警察に併せて伝えます。パスワード等の変更は、相手のリンクではなく正規のサービスから行う方法を確認しましょう。自分名義の不明な借入や請求がある場合は、身に覚えのない借入の確認手順も参考に、今回の送金被害と分けて相談できます。

振り込んだお金は必ず戻る?

必ず戻るとは言えません。銀行口座への振込を使った詐欺では救済制度の対象となる可能性がありますが、対象や口座残高等に応じた手続きの確認が必要です。

回復制度の対象と申請方法を振込先へ確認する

金融庁は、振込先の口座等に残る資金から支払いを受けられる可能性を案内しています。一方で、お金が引き出されている場合などは回復できず、全額が戻らない場合や支払いがない場合もあります。連絡をすればその場で返金される制度でもありません。

銀行振込以外の支払いに同じ手続きをそのまま当てはめず、支払方法を伝えて窓口に確認します。銀行口座への振込であっても、相談と支払申請は別に扱われるため、必要な手続きや期限を必ず聞いてください。「自分が悪かったから相談できない」と一人で抱えず、被害の可能性を伝えることから始められます。

最初の相談では、どう説明すればよい?

相手の名乗り、送金を求められた理由、支払いの有無を短く伝えます。分からない点は分からないまま伝え、質問に沿って整理していきましょう。

金融機関・警察へ状況を伝える文例を使う

融資の前に保証金が必要と言われ、詐欺の可能性について相談したいです。相手は○○と名乗り、○月○日○時ごろ、○○銀行○○支店の口座へ○円を振り込みました。手元に振込明細とやり取りの画面があります。追加の支払いも求められていますが、今は送金を止めています。必要な対応と、資料・申請等について教えてください。

送金していない場合は、「支払いを求められているが、まだ送金していません」と置き換えます。日時や金額が曖昧な箇所は、正確な記録を探していることも伝えましょう。相手の口座情報などは、正しい相談窓口で必要に応じて伝え、公開のコメント欄や不明な相談アカウントへ送らないようにします。

被害回復を名乗る追加請求にも応じない

相談後に「被害金を戻すため」「手続きを進めるため」と新たな送金を求める連絡が来ても、その連絡だけで信用しないでください。相手が公的機関や金融機関を名乗っている場合も、自分で確認した正規の連絡先から照合します。回復を急ぐ気持ちにつけ込む要求を受けた場合は、その内容も相談先へ伝えましょう。

被害後の生活費や返済の見通しに困る場合も、取り戻すための追加借入を先に考えず、支出と期限を整理して相談できます。キャッシングの返済が難しいときの相談手順も確認し、被害の相談と家計の相談を分けて進めましょう。

融資保証金詐欺を疑ったら何を優先する?

追加送金を止め、送金済みなら振込先の金融機関と警察への連絡を優先します。資料を完璧にそろえるために連絡を待つ必要はありません。相手の名乗りや要求、送金記録を分かる範囲で残し、案内された次の手続きを一つずつ確認してください。

被害の相談は金融機関・警察等への連絡を優先してください。契約条件の比較項目を調べたい場合の参考として、比較ページも用意しています。

契約条件を比較表で確認する

よくある質問

保証金を払えば必ず融資されますか?

保証されません。融資前の保証金等の要求は詐欺の手口として注意喚起されています。送金を急がず、公式情報と警察等の相談先を確認してください。

すでに銀行口座へ振り込んだ場合、最初に何をしますか?

追加送金を止め、振込先の金融機関と警察へ速やかに連絡します。資料が全部そろうのを待たず、分かる情報で状況を伝えてください。

登録番号がある会社を名乗っていれば安心ですか?

番号や会社名の表示だけでは本物の連絡と確認できません。正規の情報で会社と連絡先を照合し、確認できない要求に送金しないようにします。

被害を届ければ全額返ってきますか?

全額回復は保証されません。制度の対象、口座残高、申請等によって異なり、支払いがない場合もあります。振込先の金融機関に確認してください。