キャッシングの解約証明書とは?必要になる場面と発行方法を解説

キャッシングの解約証明書について契約終了と発行方法を確認する利用者 キャッシング基礎

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キャッシングの解約証明書とは、カードローンなどの契約が終了したことを示すために使われる書類の通称です。「完済すれば自動でもらえるのか」「住宅ローンの申込みに必要か」「完済証明書とは何が違うのか」と迷う方もいるでしょう。実際には、証明書の名称、記載内容、発行可否は会社ごとに異なります。この記事では、提出先への確認から契約終了、発行依頼までの流れを解説します。

先に確認したいこと

先に証明書を取り寄せるのではなく、住宅ローンなどの提出先へ「必要な書類名」「必要な記載項目」「原本かコピーか」「発行日の期限」を確認してください。契約先が解約証明書を発行しない場合でも、解約通知、残高証明書、完済証明書などの代替書類が認められる可能性があります。

キャッシングの解約証明書とは?

解約証明書は、契約先とのキャッシング契約が正式に終了した事実を確認するための書類です。会社によって、次のように異なる名称で案内されることがあります。

  • 解約証明書
  • 契約終了証明書
  • 契約解約通知書
  • カードローン口座ご解約のお知らせ
  • 残高証明書または完済証明書

名称が同じでも記載内容が同一とは限りません。氏名、契約番号、契約日、解約日、利用限度額、残高など、会社ごとに記載項目が異なります。提出先が求めているのが「残高0円」なのか「契約そのものの終了」なのかを確認する必要があります。

金融庁は、借入れを完済したからといって、貸金業者が完済証明書などの新しい書面を作成・交付する一律の法的義務はないと説明しています。このため、キャッシングの解約証明書についても、必ず希望の名称・様式で発行されるとは限りません。詳しくは金融庁「貸金等に関する相談事例」をご確認ください。

完済と解約は何が違う?

完済は借入残高をすべて返した状態、解約は借入れできる契約そのものを終了させた状態です。残高が0円でも利用限度額が残り、必要なときに再度借りられる契約なら、一般には契約継続中です。

状態 借入残高 契約 再度の借入れ
返済中 残っている 継続 利用可能額の範囲で可能な場合がある
完済 0円 継続している場合がある 契約が続けば可能な場合がある
解約 原則0円 終了 再申込み・再審査が必要

解約を希望する場合は、元金だけでなく、利息、ATM手数料、振込手数料など未精算額がないか確認します。日割り利息によって、画面上の残高と完済日に必要な金額が異なる場合もあります。

解約証明書と完済証明書の違い

キャッシングの解約証明書と完済証明書は、確認する対象が異なります。

書類 主に示す内容 注意点
解約証明書 契約が終了していること 発行名称・様式は会社によって異なる
完済証明書 借入残高を返済したこと 契約終了まで示さない場合がある
残高証明書 基準日時点の残高 残高0円でも契約が継続中の場合がある
解約通知・お知らせ 解約手続きが完了したこと 提出先が証明書として認めるか確認が必要

提出先から「カードローンを解約したことが分かる書類」と言われた場合、完済証明書だけでは不足する可能性があります。反対に、単に借入残高0円を確認したい場合は、残高証明書で足りることもあります。

解約証明書が必要になる可能性がある場面

住宅ローンの申込み・本審査

住宅ローンの審査過程で、申告したカードローンを完済・解約した証拠として提出を求められる場合があります。ただし、すべての金融機関・申込者に一律で必要な書類ではありません。

自動車ローンや教育ローンなどの申込み

他のローン審査でも、既存借入れや利用可能枠の確認に関連して、契約終了を示す資料を求められる可能性があります。必要性は申込先の審査方針によります。

勤務先・専門家・公的手続きから提出を求められたとき

債務整理後の確認や家計相談など、個別事情により契約終了資料が必要になる場合があります。誰へ何を証明する書類なのかを明確にしてください。

自分の契約管理記録として残したいとき

解約完了画面や通知を保存しておくと、後日契約状況を確認するときに役立ちます。ただし、個人情報が記載されるため、安全な場所で保管してください。

住宅ローン申込み前に確認するポイント

キャッシングの解約証明書を住宅ローンへ提出する可能性がある場合は、先に申込先へ次の点を質問します。

  • 解約証明書という名称の書類が必須か
  • 完済証明書や残高証明書で代用できるか
  • 契約番号、解約日、残高など必要な記載項目
  • 原本、コピー、PDF、画面印刷のどれが必要か
  • 発行日から何か月以内という期限があるか
  • 提出期限はいつか

証明書を提出すれば審査に通るというものではありません。ローン審査は収入、返済負担、信用情報、申込内容などを含め、金融機関が総合的に判断します。

キャッシングの解約証明書を取得する5ステップ

1.提出先へ必要書類を確認する

まず、書類名と必要な記載項目を確認します。提出先から指定様式を渡された場合は、契約先が記入・発行できるか問い合わせてください。

2.完済に必要な金額を確認する

会員ページの残高だけで判断せず、完済予定日の利息を含む必要額を公式窓口へ確認します。振込手数料やATM手数料も確認しましょう。

3.完済後に正式な解約手続きを行う

残高を0円にしただけで自動解約にならない商品があります。カードの返却・破棄方法、未処理の返済や入金がないか確認し、契約終了の手続きを完了します。

4.発行可能な書類と申請方法を確認する

キャッシングの解約証明書という名称で発行できない場合は、どの代替書類に解約日・残高・契約番号が記載されるか確認します。電話、店舗、郵送、会員ページなど申請方法も会社によって異なります。

5.受領後に内容を確認して提出する

氏名、契約先名、契約番号、解約日、残高、発行日などを確認します。誤りや不足があれば、提出前に契約先と提出先の双方へ相談してください。

発行依頼時に確認したい項目

  • 発行できる書類の正式名称
  • 書類に記載される項目
  • 発行手数料と支払方法
  • 申請に必要な本人確認書類
  • 郵送・PDF・店頭受取などの受取方法
  • 申請から受領までの目安
  • 登録住所が現在の住所と一致しているか
  • 再発行の可否と保管期間

「数日から1週間で届く」と一律には言えません。郵便事情、本人確認、登録住所の変更、会社の処理状況によって時間がかかるため、提出期限より十分前に依頼してください。

解約証明書を発行できないと言われた場合

希望する名称の書類がない場合は、そこで手続きを止めず、次の代替資料を確認します。

  • 契約終了のお知らせ・解約完了通知
  • 残高0円の残高証明書
  • 完済証明書
  • 会員ページの解約完了画面
  • 契約先が提出先へ直接回答する方法

代替資料を勝手に提出するのではなく、提出先へ「この書類で要件を満たすか」を確認してください。契約先によっては、カードローン口座解約後のお知らせや残高証明書を案内している例があります。

解約後の信用情報はすぐ消える?

キャッシングの解約証明書を取得しても、信用情報から契約履歴が即時に消えるわけではありません。日本信用情報機構(JICC)では、2019年10月1日以降の契約について、契約内容や返済状況に関する情報を契約終了後5年以内登録するとしています。

また、契約終了情報の更新時期は加盟会社や情報の種類によって異なります。JICCは貸金業法に基づく個人信用情報について、変更後最大で翌日までの更新と説明していますが、金融機関のローンなどは原則月1回で、加盟会員により異なります。詳細はJICC「信用情報の内容と登録期間」をご確認ください。

登録内容が更新されたか自分で確認したい場合は、信用情報機関の開示手続きを利用できます。解約証明書と信用情報開示報告書は別の資料です。

完済・解約時の注意点5つ

1.日割り利息を含む完済額を確認する

入金日が変わると利息も変わる場合があります。完済予定日を伝え、その日に必要な金額を確認してください。

2.残高0円と解約完了を分けて確認する

完済後に解約の意思表示が必要な商品があります。会員ページから借入れできる状態なら、契約が継続している可能性があります。

3.再利用には再審査が必要になる

解約後に再び必要になっても、以前と同じ条件で利用できるとは限りません。新規申込みと審査が必要になるのが一般的です。

4.カードと個人情報を適切に処分する

契約先の案内に従い、ローンカードはICチップ・磁気部分・氏名・番号が読めないよう細かく裁断します。返却を求められた場合は案内を優先してください。

5.証明書の個人情報を安全に保管する

契約番号や住所が記載されることがあります。不要になったコピーはそのまま捨てず、裁断または安全な方法で削除してください。

よくある質問

解約証明書は必ず発行してもらえますか?

必ずではありません。会社によって発行可否、名称、書式が異なります。代替となる解約通知、残高証明書、完済証明書の有無も確認してください。

解約証明書は住宅ローンで必ず必要ですか?

必ずではありません。金融機関や審査状況によって提出を求められる場合があります。申込先へ必要書類と期限を確認してください。

完済すれば自動で解約になりますか?

商品によってはなりません。残高0円でも契約枠が残り、再借入れできる状態があります。正式な解約手続きが完了したか確認しましょう。

発行手数料は無料ですか?

会社や書類によって異なります。無料とは限らないため、申請前に手数料、郵送料、支払方法を確認してください。

まとめ

キャッシングの解約証明書は、契約が正式に終了したことを確認するために使われる書類の通称です。完済証明書は残高の返済、解約証明書は契約終了を主に示しますが、名称と記載内容は会社ごとに異なります。

まず提出先へ必要書類と記載項目を確認し、契約先へ完済額、解約手続き、発行可能な書類を問い合わせてください。希望する証明書がない場合は、解約通知や残高証明書などの代替資料が認められるか提出先へ確認しましょう。

完済後の解約方法も確認して選びたい方へ

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