キャッシングの完済証明書は必要?発行方法と使う場面を解説

キャッシングの完済証明書と発行前の確認項目を確認する利用者 キャッシング基礎

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キャッシングの完済証明書は、借入残高をすべて返した事実を、契約先が発行する書面で確認したいときに使います。普段は取得しなくても困らないことが多いものの、住宅ローンなどの手続きで提出を求められた場合は、自分で発行を依頼する必要があります。

ただし、すべての会社が「完済証明書」という名称で発行するわけではありません。残高0円の残高証明書や、解約後の契約終了通知が代わりになる場合もあります。まず提出先へ必要な書類名と条件を確認しましょう。

この記事で分かること

  • 完済を証明する書類の種類
  • 完済証明書が必要になる場面
  • 発行を依頼する5つの手順
  • 完済と解約、信用情報との違い

返済方法や契約条件も確認したい方へ

金利だけでなく、返済方法や手数料、完済後の手続きも比較して判断できます。

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キャッシングの完済証明書とは?

完済証明書とは、借入残高を全額返済したことを契約先が証明する書類です。契約者名、契約番号、完済日、残高がない旨などが記載されることがありますが、書式や記載内容は会社によって異なります。

完済した人全員へ自動的に送られる書類ではありません。また、金融庁は、貸金業者が完済証明書などの新たな書面を作成・交付する一律の法的義務はないと案内しています。発行の可否や代替書類は契約先へ確認してください。

詳しい考え方は「金融庁・金融サービス利用者相談室の相談事例」でも確認できます。

完済を確認できる3種類の書類

提出先が求めるのは、必ずしも「完済証明書」という名称の書類ではありません。何を証明したいのかによって、利用できる書類が変わります。

書類の例 主に確認できること 注意点
完済証明書 借入金を全額返済したこと 発行していない会社もある
残高証明書 基準日時点の借入残高 残高0円の記載で完済を示す場合がある
解約証明書・契約終了のお知らせ 借入契約が終了したこと 完済だけでなく解約手続きが必要な場合がある

たとえば、アコムは完済証明書に代えて、完済時は残高0円と記載した残高証明書を郵送すると案内しています。SMBCモビットは、解約後に「契約終了のお知らせ」を会員専用サービスから確認できると案内しています。

完済と解約は別の手続き

完済は借入残高が0円になった状態、解約は契約そのものを終了した状態です。完済後も利用枠が残り、契約の範囲内で再び借りられる場合があります。

比較項目 完済 解約
借入残高 0円 原則0円にしたうえで手続き
契約 継続する場合がある 終了する
再度の借入 利用枠内で可能な場合がある 再申込・審査が必要になる場合がある
確認書類 完済証明書・残高証明書など 解約証明書・契約終了通知など

提出先から「契約終了を証明してください」と言われた場合、キャッシングの完済証明書だけでは足りず、解約証明書などを求められる可能性があります。完済後の手続きは「キャッシング解約の手順5つ」も確認してください。

完済証明書が必要になる主な場面

完済証明書は日常的に携帯する書類ではありません。新たなローンの申込みなどで、申告した借入をすでに返済した事実を確認する必要があるときに求められる場合があります。

住宅ローンなどの審査

住宅ローンの申込書では、カードローンやキャッシングなど他の借入状況を申告することがあります。審査の途中で完済した場合などに、金融機関から完済を確認できる書類の提出を求められるケースがあります。

ただし、すべての住宅ローンで一律に必要になるわけではありません。審査基準や必要書類は金融機関ごとに異なるため、先に申込先へ確認しましょう。利用履歴との関係は「キャッシングの利用履歴は住宅ローン審査に影響する?」で解説しています。

借り換え・おまとめなどの手続き

複数の借入を整理する手続きでは、対象となる借入の残高や完済状況を確認するため、残高証明書や完済を示す資料が必要になる場合があります。必要書類は手続き先の案内に従ってください。

債務整理後などの状況確認

弁護士・司法書士などへ債務状況を説明するときや、過去の手続きについて確認するときに、返済や契約終了を示す資料が役立つ場合があります。法的な判断が必要な場合は、書類だけで自己判断せず専門家へ相談しましょう。

キャッシングの完済証明書を発行する5つの手順

発行を依頼する前に提出先の条件を確認すると、書類名の違いや到着待ちによる手戻りを防ぎやすくなります。

1.提出先へ必要書類を確認する

「完済したこと」と「契約が終了したこと」のどちらを証明する必要があるか確認します。書類の発行日、有効期限、原本・コピーの別、提出期限も聞いておきましょう。

2.借入残高と未精算金を確認する

元金だけでなく、利息、ATM手数料、遅延損害金などが残っていないか確認します。端数が残っていると完済扱いにならない場合があるため、会員ページや契約先窓口で最新の精算額を確認してください。

3.契約先へ発行を依頼する

電話、会員サイト、アプリ、店頭、郵送など、利用できる窓口は会社によって異なります。本人確認のため、契約番号や登録電話番号などを尋ねられる場合があります。

4.手数料・送付先・到着予定日を確認する

発行手数料や郵送料がかかるか、登録住所へ送られるか、何日程度かかるかを確認します。住所変更が済んでいない場合は、先に登録情報の変更が必要になることがあります。

5.届いた書類の記載内容を確認する

氏名、契約番号、完済日、残高、発行会社名などを確認します。提出先が求める内容を満たさない場合は、別の証明書を発行できるか契約先へ相談しましょう。

借入・返済方法を比較する

ATM、振込、アプリ、返済方法など、利用しやすさの違いを比較できます。

利用条件を比較する

発行期間と手数料は会社ごとに異なる

キャッシングの完済証明書の発行日数や費用を一律に示すことはできません。オンラインですぐ表示できる場合もあれば、郵送で数日以上かかる場合もあります。無料とは限らず、発行手数料や郵送料が必要になる契約もあります。

申請前チェックリスト

  • 提出先が求める正式な書類名
  • 完済だけでよいか、解約も必要か
  • 原本・コピー・PDFのどれが必要か
  • 発行日からの有効期限
  • 提出期限に間に合う発送予定日

急ぎの場合も「即日発行できる」と決めつけず、契約先へ直接確認してください。書類の名称や受付方法が公式サイトに載っていない場合は、サポート窓口へ問い合わせるのが確実です。

完済証明書と信用情報の更新は別

紙の証明書を発行してもらったからといって、その書類が信用情報機関へ送られるわけではありません。信用情報は、加盟する会社から契約内容や残高、完済日などが登録されます。

CICは、貸金業法に基づく個人信用情報について、内容変更があったときから最大で翌日までに登録すると案内しています。一方、クレジット情報は原則月1回の更新です。契約先や情報の種類でタイミングが異なるため、必要なら自分の信用情報を開示して確認します。

更新時期は「CIC公式FAQ「情報の登録や更新のタイミング」」で確認できます。完済後の信用情報については「キャッシングを完済したら信用情報はどうなる?」も参考にしてください。

あわせて読みたい

キャッシングの完済証明書に関するよくある質問

完済証明書は必ず発行してもらえますか?

必ず発行されるとは限りません。会社によっては残高0円の残高証明書や契約終了通知で対応するため、提出先が代替書類を受け付けるか確認しましょう。

完済すると自動で送られてきますか?

キャッシングの完済証明書は、自動送付されない場合があります。必要なときは、会員サイトや電話など会社が指定する方法で発行を依頼してください。

利用明細の残高0円では代用できませんか?

提出先が認めれば使える可能性はありますが、自己判断は避けましょう。正式な残高証明書や契約終了通知を指定される場合があります。

完済証明書を取得すれば契約も終了しますか?

完済だけでは契約が続く場合があります。契約終了の証明が必要なら、解約手続きを行い、解約証明書などの発行可否を確認してください。

住宅ローンを申し込む前に必ず取得すべきですか?

一律に必要とはいえません。先に住宅ローンの申込先へ、必要な書類名と提出時期を確認してから発行を依頼すると無駄がありません。

まとめ

キャッシングの完済証明書は、完済の事実を提出先へ示す必要があるときに取得する書類です。普段は不要なことが多い一方、住宅ローンなどの手続きで求められる場合があります。

  • 完済証明書の発行は一律の義務ではない
  • 残高0円の残高証明書で対応する会社もある
  • 完済と解約は別の手続き
  • 書類名、手数料、日数は会社ごとに異なる
  • 提出先の条件を確認してから発行を依頼する

必要な書類が分からないときは、提出先へ「何を証明する必要があるか」を確認し、その内容を契約先へ伝えると手続きが進めやすくなります。

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※本記事は2026年8月2日時点の公式情報を基にした一般的な解説です。実際の書類名、発行条件、手数料、日数は契約先と提出先へ確認してください。